「私って本当は子供のことが嫌いなのかも…」と自分を責める気持ちの正体は?

「こんなこと、誰にも言えない」

そう思いながら今日もスマートフォンを手に取って、 こっそり検索した人がいるんじゃないでしょうか。

「子供が嫌い、母親、正直な気持ち」

その言葉をキーボードに打ち込んだとき、 少しだけ手が震えたかもしれない。 「こんな検索をするなんて、私はおかしいんだろうか」と。

でも、ここに来てくれてよかったと思っています。 あなたが感じているその気持ちの正体を一緒に見つめましょう。

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その「嫌い」は、本当に「嫌い」だろうか

ちょっと立ち止まって、考えてみてほしいのですが、あなたはいつ、そう感じましたか?

  • 朝から何度も同じことを注意して、 また同じことをされたとき。
  • 仕事で疲れて帰ってきたのに、 玄関を開けた瞬間から泣き声が待っていたとき。
  • ご飯を作っても食べない。 片付けてもすぐ散らかす。
  • 甘えてくるのに、優しくできない自分がいる。

そんな積み重ねの末に、 「この子が嫌い」という言葉が頭に浮かんでしまった。

でもこれは、決してあなたが「悪い母親」だということではありません。

これは、あなたが限界まで頑張ってきた証拠です。

嫌いという感情は、多くの場合、本当の意味での「嫌悪」ではなくて 「もう限界です」というサインだから。 疲れた心が発するSOSの言葉なんです。

どうして母親は、そんな気持ちを抱えてしまうのか

理由① 「母親なら愛せて当然」という呪いのせいで

「子供のことは無条件に愛せるはず」 「母親になったら自然とわかる」

そんな言葉、聞いたことがある方もいるんじゃないでしょうか。

でも現実はどうだろう。 子供はかわいい。でも、しんどい。 愛している。でも、消えてしまいたいと思う瞬間がある。

この矛盾を抱えて、誰にも言えずにいる母親は 日本中にたくさんいます。

「愛せて当然」という正解像が存在するせいで、 そこからはみ出た感情が全部「異常」に見えてしまう。 でも、それは正解像の設定が間違っているのです。

感情に「正しい形」なんてない。 だからあなたが感じたことは、責められるものじゃない。

理由② 自分が後回しにされ続けているから

少し想像してみてください。

職場で毎日残業を強いられて、 休憩もろくに取れなくて、 誰にも「ありがとう」も言われない。

そんな状況が続いたら、仕事が嫌いになっても当然だと思いませんか?

育児も同じです。

自分の時間がない。 誰も助けてくれない。 「お母さんだから」というだけで、全部が自分の責任になる。

そんな状況で「子供が嫌い」という気持ちが浮かんでくるのは、 あなたが冷たい人間だからじゃない。

追い詰められているからです。

自分が満たされていなければ、誰かを愛し続けることは難しい。 それは母親でも、誰でも同じ。 だから、あなたが弱いわけじゃない。

理由③ 「逃げていい場所」がないから

泣いてもいい場所。 弱音を吐いてもいい場所。 「もうムリ」と言っていい場所。

そういう場所が、今のあなたにありますか?

「子供が嫌い」という気持ちを友達に話せますか? パートナーに打ち明けられますか? お母さんに相談できますか?

できない人がほとんどだと思います。

「そんなこと言ったら引かれる」 「子供がかわいそうと言われる」 「じゃあ産まなければよかったと思われる」

そういう恐怖があるから、誰にも言えない。 言えないから、溜まっていく。 溜まっていくから、もっと追い詰められる。

この悪循環の中で、あなたは今日もひとりで戦っていたんです。 それだけで、十分すぎるくらい頑張っている。

「嫌い」の奥にある気持ちを、少しだけ覗いてみると

「子供が嫌い」という感情は、 実は複数の気持ちが絡まり合ったものであることが多いです。

  • 疲弊感:ただ、疲れた。休みたい。
  • 孤独感:誰にもわかってもらえない。
  • 理想との乖離:こんな母親になるはずじゃなかった。
  • 自己嫌悪:こんなことを思う自分が嫌い。

「子供が嫌い」という言葉の裏に、 本当は「自分が嫌い」「状況が嫌い」「孤独が嫌い」という気持ちが隠れていることは 少なくありません。

だから、その感情を持ったことで 自分を「ダメな母親」と決めつけないでほしいのです。

あなたはただ、限界まで頑張って、 ボロボロになっているだけ。

そんな自分を、まず許してあげてほしい

「こんな気持ちを持ってしまった。最低だ」

と、今日も自分を責めているかもしれない。

でも正直に聞きます。

その自己責めで、楽になりましたか? 子供への気持ちが和らぎましたか?

なっていないと思う。 むしろ、責めれば責めるほど、しんどくなる。

疲れた体に「もっと頑張れ」と言い続けても、 体はもたないですよね。 心も同じです。

まず、今日感じたことを「あってもいい感情」として そっと置いてみてほしい。

「私はそう感じた。それだけのことだ」と。

それだけで、少しだけ息がしやすくなるかもしれない。

あなたに伝えたいこと

  • 「子供が嫌い」という気持ちは、追い詰められたサイン。あなたが冷たいのではない。
  • 「母親なら愛せて当然」という呪いが、あなたを苦しめている。感情に正解の形はない。
  • その気持ちの奥には、疲れ・孤独・自己嫌悪が隠れていることが多い。

正直に言うと、この記事を読んでも、 明日から急に楽になるわけじゃないかもしれない。

でも、「こう感じていいんだ」と思えた瞬間が 一度でもあったなら、それで十分です。

あなたはずっと、誰にも言えないまま戦ってきた。 それがどれほど孤独で、しんどいことか。

今日、検索して、ここまで読んでくれた。 それだけで、あなたはちゃんと自分と向き合っています。

あなたはすでに、十分すぎるくらい頑張っている、立派な母親になれています。

その「正直な気持ち」を、どうか大切にしてあげてください。

「嫌い」以外にも、共働き育児のしんどさにはいくつかの種類があります。
自分の辛さのタイプを確認したい方はこちらへ。

→ 「子育てが嫌い」でいい。共働き親の本音と、しんどさを手放す出口

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